《一生使う大切なそのカラダ》

LOWBACK
腰痛で
お悩みの方へ
腰痛の豆知識
腰痛の方に知ってほしいこと
治療院の立場から
■ 腰痛はとにかく多い
カラダにおける悩みの中で腰痛は、男性では1位、女性では2位。また40代以上は約2800万人の方が腰痛を抱えているといわれています。
これだけたくさんの方が悩んでいる腰痛。これをきちんと治し、腰痛とおさらばすることは、非常に難しいことでもある、ということだと思います。

■ 腰痛で歩けなくなることもある
「要介護・要支援になる原因」のトップが運動器の障害だと言うことをご存知でしょうか。運動器とは、「骨」「筋肉」「関節」「神経」など体を動かすための道具となる器官のことです。腰痛もこの「運動器」の障害の内の1つになります。腰痛が原因で要介護状態になる可能性が充分にあるのです。
■ 腰痛の85%が原因不明?
腰痛の多く(約85%)は原因が特定しきれない腰痛(非特異性腰痛)と言われています。
しかしこれは、本当は椎間板・椎間関節・仙腸関節・背筋などの組織に原因がある可能性が高いと考えられるが、特異的な理学所見や画像所見が乏しいことから、その病態を明確にはできなく、断定できないからとされています。
腰痛の病態を見つけ出し、原因を特定することは簡単ではないということです。

腰痛の方に知ってほしいこと
整形外科で診断される腰痛
治療院の立場から
腰椎椎間板ヘルニア
◼️症状
腰椎椎間板ヘルニアでは、腰や臀部が痛み、下肢にしびれや痛みが生じ力が入りにくくなることがあります。椎間板ヘルニアにより神経を圧迫する部位によって、痺れや痛みの出る部位は変わっていきます。
◼️病態
解剖学的に見ると、椎骨と椎骨の間にクッションの役割をする「椎間板」があります。「椎間板」は中心にゼリー状の「髄核」と、「繊維輪」と呼ばれる比較的丈夫な外層で構成されています。この椎間板の内容物が押し出され突出します。これを椎間板ヘルニアと呼びます。
◼️原因
椎骨と椎骨の間にある「椎間板は」は、悪い姿勢での作業などによる繰り返される外力、加齢により椎間板が圧迫を繰り返し、変性、断裂して起こるとされています。
腰部脊柱管狭窄症
◼️症状
脊柱いわゆる背骨には脳から続く中枢神経が通っており、これを守る役割があります。この神経の通り道を「脊柱管」と言いますが、腰椎部の神経の通り道(脊柱管)が何らかの原因により、狭くなることで、中の神経が圧迫され、下肢の痛みやしびれ感、麻痺(脱力)などが生じる事があります。時には残尿感・便秘などの膀胱直腸症状が生じることもあります。それにより「長距離を続けて歩くことができなくなる」「歩く・休むを繰り返す」いわゆる「間欠跛行」が脊柱管狭窄症の特有の症状となります。
◼️病態
脊柱管は中枢神経が通るトンネルです。そのトンネルは背骨・椎間板・関節・靭帯などで囲まれています。これらの背骨・椎間板・関節・靭帯などが繰り返される外力などにより、組織が変性し肥厚などにより脊柱管内を走行する神経を圧迫します。
◼️原因
長い年月の間、体を支えていることによって生じます。
腰椎変性すべり症
◼️症状
症状としては、腰部脊柱管狭窄症と同じような症状がでます。「少ない距離なら歩けますが、長時間立ったり、歩いたりしているとお尻や太ももが痛くなり、少ししゃがんで休むと楽になり、また歩ける」これを「間欠跛行」(かんけつはこう)と言います。
◼️病態
腰椎には「脊柱管」という神経が通るトンネルがありますが、すべり症では腰椎(椎体)が前後方向にずれることによって脊柱管が狭くなり、神経が圧迫されます。
◼️原因
中高年に多く見られます。加齢に伴って椎間板が変性し不安定となり、椎体のずれが生じます。
慢性腰痛「非特異性腰痛」
◼️症状
慢性的な腰部の痛み
◼️病態
病院で原因が特定できない腰痛を「非特異性腰痛」と言います。「非特異性腰痛」の多くは椎間板・椎間関節・仙腸関節・背筋などの組織に原因がある可能性が高いと考えられていますが、特異的な理学所見や画像所見が乏しいことからその病態を明確にはできないとされています。つまり、原因を特定はできないが、原因が無いということではありません。
◼️原因
腰痛の多く(約85%)は原因が特定しきれない腰痛(非特異性腰痛)と言われています。
上記の他にも、先天的な異常・感染症による炎症・内科的な病気・婦人科的な病気・消化器的な病気・転移がんなどの腫瘍などが原因で腰痛を発症している場合もあります。
腰痛の根本的な改善を目指す上では、整形外科を受診し「器質的な問題や病態を把握すること」また「上記のような病気を否定すること」は非常に重要なことだと思います。
腰痛の解剖学
腰痛の方に知ってほしいこと
治療院の立場から
■ 脊椎(せぼね)の役割
「せぼね」は脊柱(せきちゅう)と呼ばれます。脊柱(せぼね)は1本の骨ではなく、椎骨と呼ばれるブロック形の骨がいくつも積み重なって構成されていて、一つ一つの椎骨が少しずつ動くことで、丸めたり・反ったり・捻ったりといった動きができる仕組みになっています。
脊柱(せぼね)の役割は3つあり①体を支える②体を動かす③神経を守る、といった役割を担っています。
■ 腰椎には負担がかかりやすい
椎骨は上から頚椎(7個)・胸椎(12個)・腰椎(5個)仙骨・尾骨と呼ばれ、脊柱(せぼね)を構成しています。椎骨同士は椎間板・椎間関節・靭帯などで繋がっています。
腰椎は腰のあたりの5つの椎骨で、上半身の重さを支えたり、体を動かす際にも大きく関わり、さまざまな負担がかかりやすい部位でもあります。

■ 腰椎の構造
腰椎はおなか側の「椎体(ついたい)」せなか側の「椎弓(ついきゅう)」で構成され、椎体と椎弓によって囲まれた穴があり、これを「脊柱管(せきちゅうかん)」と呼び、中枢神経の通り道となっています。
椎体と椎体の間にはクッションの役割をする「椎間板(ついかんばん)」があります。

腰椎に負担をかける原因
腰痛の方に知ってほしいこと
治療院の立場から

1.体重
腰椎は上半身の重さを支えるため、多重が増えるとそれだけ腰椎には大きな負担がかかる可能性があります。

3.不良姿勢
姿勢や上半身の歪み、頭位(頭の位置)の不良は腰椎に大きな負担をかける可能性があります。特に頭は体重の約10%ありボーリング玉くらい重いため、座位や立位での頭位は大きな影響を及ぼす可能性があります。

5.呼吸
解剖学的に「正常な呼吸」ができず、肩が上がるような呼吸を繰り返している場合、少し胸椎が反る動きをするために胸椎にも反る負担がかかる可能性があります。少しの呼吸の異常でも一日約2万回行うといわれる呼吸は大きな負担となると考えられます。

7.カラダの動かし方
立ち上がる時や荷物を持つ時などのカラダの動かし方が機能解剖学・運動学的にみて間違っている場合は、腰椎に大きな負担をかけている可能性があります。

2.体幹筋力不足
カラダを支える体幹の筋力が弱いと、上半身の重みがダイレクトに腰椎に加わり、大きな負担をかける可能性があります。

4.骨盤の歪み
骨盤には多くの筋肉が付着しているため、筋肉が固く短くなってしまうと、付着部を引っ張り骨盤の歪みを生じてしまいます。骨盤は仙骨と仙腸関節で繋がっているため、骨盤の歪みは腰椎にも歪みの負担をかける可能性があります。

6.まき肩
肩や肩甲骨の状態やアライメント(骨の配列・位置)は脊柱(せぼね)のアライメントに大きな影響を与えます。腰椎にも大きな負担がかかる可能性があります。
腰椎に負担をかけている原因が必ずある
これらはあくまで一例です。もっと他にもさまざまな原因が考えられます。また腰椎に負担をかける原因が一つとは限りません、2つも3つもある場合もあると考えられます。10人いたら10通りの腰痛の原因があると思われますが、腰痛が発症するくらい、腰に負担をかけている原因が必ずあるはずです。

GONZOO治療院の
腰痛改善
《一生使う大切なそのカラダ 》
カラダを知り、原因を知り、それを改善する。
それはきっと、あなたの人生を変える

GONZOO
カラダ分析
柔軟性・筋力・バランスなどを専門的なテストで画像や動画を撮影しながらチェック。カラダの機能を全身的に分析評価します。
まずは「カラダ分析」で
❶「痛み」を探す
「痛み」の部位を特定する事はとても重要です。はっきりしない場合には連携の取れる整形外科をご紹介し病院受診をお勧めする場合もあります。
❷「原因」を探す
「痛み」の部位に負担をかける「原因」を全身的に探します。「原因」は一つとは限らないのであらゆる可能性を考えながら探していきます。
❸「根本原因」を探す
「原因」となる部分に負担をかけるさらなる「原因」が根本原因となります。痛みがぶり返さない、本当の根本的な改善を目指します。
❶「痛み」❷「原因」❸「根本原因」を改善するための
個別プログラムを作成
根本改善
治療
コース
痛み/不調のない
カラダを作る
ためのコース
「個別プログラム」で改善
❶「痛み」を改善
例
内容はプログラムによって異なります

鍼治療
WHOでもその効果が認められています※必ず行うわけではありません、必要な場合にご提案します。

物理療法
炎症症状の改善の為に温熱やアイシング、電気治療などを行います。

マッサージ
機能解剖学を基に筋肉を隅々までほぐし、柔軟性や関節可動域をUPさせます
❷「原因」を改善
例
内容はプログラムによって異なります

マッサージ
機能解剖学を基に筋肉を隅々までほぐし、柔軟性や関節可動域をUPさせます

ストレッチ
パートーナーストレッチも自分でできるセルフストレッチも両方行います。

リハビリ
関節可動域を改善したり、働いていない筋肉を動かしたり、患部の機能を改善させます。
❸「根本原因」を改善
例
内容はプログラムによって異なります

体幹コア
トレーニング

動かし方
トレーニング

バランス
トレーニング

筋力
トレーニング
例えば
Aさんの
「腰痛改善プログラム」
例
症状:長時間デスクワーク後に立ち上がると腰が痛い
Aさんのプログラム
❶「痛み」改善
痛みの部位は腰の筋肉
(脊柱起立筋)
・腰の筋肉へのマッサージ
・腰の筋肉への鍼治療
Aさんのプログラム
❷「原因」改善
長時間座っている事により、股関節前面の筋肉(腸腰筋)が固くなり腰椎に反る負担をかけている可能性がある
・腸腰筋へのマッサージ
・腸腰筋のストレッチ
Aさんのプログラム
❸「原因の原因」改善
座り方が悪く腸腰筋を固くさせてしまっている、それは上半身を支える体幹インナーマッスルの機能低下が原因と考えられる
・座り方トレーニング
・体幹トレーニング
Aさんのプログラム
・腰の筋肉へのマッサージ
・腰の筋肉への鍼治療
・腸腰筋へのマッサージ
・腸腰筋のストレッチ
・座り方トレーニング
・体幹トレーニング