《皆様の声》
CASE

脊柱管狭窄症
脊柱管狭窄症
の声
脊柱管狭窄症
H・Yさま 70代 男性
脊柱管狭窄症と病院で診断され、こちらでストレッチと筋トレを続けていたら、いつの間にかしびれが出なくなりました。なんだか姿勢も良くなったみたいです。

脊柱管狭窄症
を医学的に
■【脊柱管狭窄症】
■【症状】
脊椎(背骨)には神経の通り道があり、これを「脊柱管」と呼びます。
この「脊柱管」が狭くなると、その中を通っている神経が圧迫され、下肢の痛みやシビレ、力の入りにくさなどの症状が発症し、時には便秘・残尿感・股間のほてりなどの症状も発症することがあります。
これらの症状は、主に立つ、歩くことにより悪化し、長距離を続けて歩くことが困難になってきます。しばらく休むとまた歩けるようになり、歩く・休むの繰り返す状態を脊柱管狭窄症に特有の歩行「間欠跛行(かんけつはこう)」と呼びます。
また、症状が継続すると下肢の運動機能が低下し、ロコモティブシンドロームにつながる可能性があります。
■【病態・原因】
脊柱管は背骨・椎間板・関節・靭帯などで囲まれた、神経が通るトンネルです。
長い年月カラダを支えていることで負担がかかり、これらの組織が変性し脊柱管が狭くなることがあります。
(参照「日本整形外科学会HP」)
脊柱管狭窄症
症例報告
●主なお悩み
お尻の痛みと足のシビレ
●70代男性/会社員
●経緯
2ヶ月ほど前から長時間立っていると左殿部に痛みと足のシビレを感じるようになった。歩いている方が楽で問題ない。
腰痛も少しあり。
脊柱専門医をご紹介し、診察/レントゲン検査/MRIにて「L4/L5脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアの混在」とのご診断あり。
保存療法と内服治療にてしばらく経過観察の方針。
●カラダ分析結果
・ももの裏の筋肉の硬さ
・お尻の筋肉の硬さ
・呼吸の異常
・胸椎のモビリティ低下
・体幹筋力の低下
・立位時の姿勢不良
などのおカラダの問題点・改善点が見られました。
●経過
【施術1回目〜2回目】※2週間隔
《目的》ももの裏/お尻の筋肉の硬さの改善・呼吸の改善
《内容》
・ももの裏/お尻の筋肉のマッサージとストレッチ
・小胸筋/斜角筋のマッサージとストレッチ
・正常呼吸のトレーニング
《次回まで》
ご自宅でももの裏/お尻の筋肉のストレッチをお願いしました。
【施術3回目〜4回目】※2週間隔
《症状》長時間立っている際のお尻の痛み足のシビレは軽減傾向
《目的》胸椎のモビリティ/呼吸体幹トレーニング
《内容》
・小胸筋/斜角筋のマッサージとストレッチ
・正常呼吸のトレーニング
・胸椎のモビリティエクササイズ
・体幹トレーニング
《次回まで》
胸椎のモビリティエクササイズをご自宅でも行って頂くようにお願いしました。
【施術5回目〜6回目】※2週間隔
《症状》長時間立っていても大丈夫
《目的》予防
《内容》胸椎のモビリティ改善/体幹筋力のUP
・胸椎のモビリティエクササイズ
・呼吸/体幹トレーニング
《次回まで》
呼吸/体幹トレーニングをご自宅でも行って頂くようにお願いしました。
【施術7回目】※4週間後
《症状》症状なし
《目的》予防
《内容》
・立位時姿勢のトレーニング
・呼吸/体幹トレーニング
《次回まで》
呼吸/体幹トレーニングはしばらく継続するようにお願いしました。
●まとめ
今回は専門のドクターをご紹介し、連携をとりながら、慎重に・計画的に進めました。腰椎に器質的な問題がありますので、定期的なケアとカラダレベルUPのトレーニングを継続するために現在も定期的にご来院頂いております。「思ったより早く痛みが消えた」とおっしゃっていただいております。
(2018/8/10現在)