《皆様の声》
CASE

手術後膝の痛みのリハビリ
「手術後膝の痛みのリハビリ」の方の
声
手術後膝の痛みのリハビリ
Nさま 60代 女性
膝の痛み(手術後のリハビリ)の原因となる他の部分との関連を分析して丁寧に説明をして頂く事で、自分の現状を知り、前向きに励むことができました。その都度変化する身体の状態を適格につかみとり治療へつなげていく指先のパワーはすごいです。感謝しています。

「手術後膝の痛み」について
■【症状】
変形性膝関節症や半月板損傷、前十字靭帯損傷などが原因で膝の手術を受けられた方もたくさんいらっしゃると思います。変形性膝関節症が理由で「人工関節置換術」の手術だけでも年間約10万件と言われており、今後さらに増加していく可能性も高いようです。
手術を受けることで、問題となっていた「痛み」の根本的な改善がなされることで、今まで辛かった「痛み」とお別れできる、と多くの方が思っていると思います。しかし手術後のリハビリをきちんと行わないと、せっかく手術したにもかかわらず「痛み」が残ってしまうケースも多々あります。
■【原因】
手術によって関節の中の問題は改善されます、しかし周囲の筋肉や軟部組織の癒着、硬化により膝の曲げ伸ばしがうまく行えず関節可動域が低下したままであったり、手術や入院がきっかけで周囲の筋力低下があったりすると、思わぬ「痛み」が残ってしまったりすることがあります。
■【注意点】
手術をした病院でのリハビリが非常に重要になると思いますが、そこで回復しきれなかった膝関節周囲の「機能」(可動域や筋力)の回復や、もともと膝に負担をかけていたカラダ全体の「機能」をしっかり改善させることがとても重要です。
「手術後膝の痛みのリハビリ」の
症例報告
●主なお悩み
左膝の手術後の痛みの改善
●60代女性
●経緯
左膝の手術後のリハビリが目的。目標は「高尾山に登ること」と正座(茶道のため)ができるようになりたい」
●カラダ分析結果
・膝の可動域制限
・股関節周囲の固さ
・内側広筋筋力低下とお皿のモビリティの低下
・胸椎回旋モビリティの低下
などのおカラダ問題点が見受けられました。
●経過
【施術1回目~2回目】1週間
《目的》膝の可動域の改善/内側広筋筋力UPとお皿のモビリティUP
《内容》
・キズ部のマッサージ/膝・股関節周囲のマッサージとストレッチ
・膝可動域UPエクササイズ
・内側広筋トレーニング
《次回まで》
・膝可動域UPエクササイズ/内側広筋トレーニングをご自宅でも行なって頂きました。
【施術3回目~4回目】1週間
《症状》膝の周りが張っている感じがある/可動域は改善傾向
《目的》股関節の固さの改善/胸椎のモビリティ改善
《内容》
・股関節周囲のマッサージとストレッチ
・股関節周囲のトレーニング
・胸椎のモビリティエクササイズ
・体幹のトレーニング
《次回まで》
・股関節周囲のストレッチをご自宅でも行なって頂きました。
【施術5回目~6回目】1週間
《症状》90分くらい歩いたからか膝の周りが張っている感じがある/可動域はほぼ問題なし
《目的》股関節周囲の筋力UP
《内容》
・股関節周囲のマッサージ・ストレッチ
・スクワットトレーニング
・胸椎のモビリティエクササイズ
・体幹のトレーニング
《次回まで》
・胸椎のモビリティエクササイズをご自宅でも行なって頂きました。
【施術7回目】1週間
《症状》高尾山にお参りに行ったが大丈夫
《目的》股関節周囲の筋力UP
《内容》
・スクワットトレーニング
・胸椎のモビリティエクササイズ
・体幹のトレーニング
《次回まで》
・胸椎のモビリティエクササイズをご自宅でも行なって頂きました。
●まとめ
今回は手術後に病院のリハビリと並行し施術を行いました。病院でのリハビリも非常に効果的なものでしたので、そこでは覆いきれない部分を行う形で進めていきました。定期的なケアとカラダレベルUPのトレーニングを継続するために現在もご来院頂いておりますが、「たくさん歩いたりすると、突っ張る感じや痛みが少しはあるが、教えてもらったセルフケアをすると大丈夫」とおっしゃって頂いています。