《皆様の声》
CASE

猫背の矯正
猫背の矯正
の声
猫背の矯正
N・Hさま 70代 女性
猫背の矯正。背中が丸まってきて(猫背)いましたが、少しづつ矯正されてきています。周りからはぜんぜん問題なくなったと言われますが、もっとよくしたいので、これからも宜しくお願いします。

猫背
を医学的に
●【猫背の症状】
一般的に背中が丸まった状態を猫背と呼びます。
猫背にはいくつかのパターンがあります。背中のどのあたりが丸くなっているかで、大きく分けると3つのパターンに分けられます。
猫背が気になる方は、自分の背中のどのあたりが丸くなっているか、写真を撮るなどして確認してみると良いと思います。また、合わせてお腹に横線ができているかも確認してみましょう。
●【猫背のパターン1】
背中の下の方が丸まっている。
胸椎の下部(下位胸椎)が丸まっているパターンです。これは腹筋の上部が強く働いてしまい起きます、例えば腹筋運動で腹筋の上部ばかりを鍛えた結果、肋骨が下方に引き寄せられ背中が丸くなります。
骨盤と胸郭の位置関係など、原因は1つとは一概に言えませんが、多くの場合に腹筋が関係している事が考えられます。
●【猫背のパターン2】
背中の上の方が丸まっている。
胸椎の上部(上位胸椎)が丸まっているパターンです。胸の筋肉などに肩がひっぱられ前に出てしまうことによって、背中も丸くなってしまいます。いわゆる「巻き肩」と言われる状態です。
日常生活のほとんどが、カラダの前側で行うことが原因と考えられます。パソコン・スマホ・料理・掃除などあらゆる動作はカラダの前側で行う作業です。特にデスクワークでは長時間パソコンでの作業を行うことで、体の前側の筋肉が短縮し続け、硬くなり、肩を前方に引っ張ってしまいます。
日々の生活で行なっている動作を見つめ、悪循環を引き起こしている動作を改善することができれば、根本的な原因の改善へとつながります。
●【猫背のパターン3】
背中全体が丸くなっているパターンです。
基本的に姿勢を保つためには、腹筋や背筋などのインナーマッスルを中心とした筋肉が働き体を支えています。それらの筋肉が、疲れたり・弱くなることで、背中を真っ直ぐに保つことができなくなります。
意識して背中を伸ばすことや、みぞおちをcううしんに上下に伸びることなどを意識するとともに、腹筋や背筋などの体を支える筋肉をしっかり鍛えていくことが必要になります。
(参照:あいちせぼね病院HP)
猫背の矯正
の症例報告
●主なお悩み
猫背が気になるので改善したい
●70代女性/主婦
●経緯
以前に胸椎の圧迫骨折の既往があり、病院に通院し治療・リハビリを受けていた時期がある。
現在痛みはほとんどないが、背中の丸まりが気になっている。
●カラダ分析結果
・胸椎のモビリティ低下
・骨盤の後傾
・呼吸の異常
・お尻の筋肉の硬さ
●経過
【施術1〜3回目】
《目的》呼吸の改善
《内容》
・首の前面の筋肉のマッサージとストレッチ
・胸椎のモビリティエクササイズ
・正常呼吸のトレーニング
・体幹トレーニング
《次回まで》
・首の前面のストレッチを行うようにお願いしました。
【施術4〜6回目】
《目的》骨盤後傾の改善
《内容》
・お尻の筋肉のマッサージとストレッチ
・胸椎のモビリティエクササイズ
・呼吸インナーマッスルトレーニング
・バランストレーニング
・スクワットトレーニング
《次回まで》
・お尻の筋肉のストレッチを行うようにお願いしました。
【施術7〜9回目】
《目的》胸椎のモビリティ改善
《内容》
・胸の筋肉のマッサージとストレッチ
・胸椎のモビリティエクササイズ
・呼吸インナーマッスルトレーニング
・バランストレーニング
・スクワットトレーニング
《次回まで》
・胸の筋肉のストレッチを行うようにお願いしました。
●まとめ
胸椎の圧迫骨折の既往歴がありましたので、器質的な要因で胸椎の伸展可動域が低下し、猫背になっている可能性がありましたので、慎重に進めました。
ご自宅でのストレッチも継続して行って頂けたこともあり「猫背が少しずつ矯正されてきている。周りからは全然問題なくなったと言われるが、自分としてはもっと良くしたいのでこれからもよろしくお願いします。」とおっしゃって頂き、更なるカラダレベルUPを目指して、現在も2週間ごとに継続してお越しいただいています。
(2019/03/20時点)