《皆様の声》
CASE
変形性膝関節症
変形性膝関節症
の声
変形性膝関節症
K・Aさま 50代 女性
変形性膝関節症の治療。指導していただいた事を家でし、痛みが和らぐのがよくわかります。

変形性膝関節症
を医学的に
変形性膝関節症は、加齢などにより関節軟骨の弾性が失われ、さらに使いすぎることにより関節軟骨がすり減ることで、膝関節が変形してしまった状態となります。
→変形性膝関節症の【症状】【原因】などはこちらをご覧ください。
ここでは、診断方法や予防・治療方法などについてご説明します。
●【診断方法】
病院で医師による問診や診察にて、
・膝関節内側の圧痛
・可動域
・腫れ
・変形
・関節の不安定性
などをチェックし、レントゲン検査やMRIなどの精密検査を行います。
また、炎症所見が強く腫れがある場合には関節穿刺で関節内の水腫を抜く場合があり、その際に関節液が濁っている場合は
・偽通風
・関節リウマチ
・化膿性膝関節炎
などの合併症を確認するために血液検査を行う場合もあるようです。
(参照:日本整形外科学会HP)
●【治療方法】
《薬物療法》
・外用薬(湿布や消炎鎮痛軟膏など)
・内服薬(消炎鎮痛剤など)
・関節内注射(ヒアルロン酸など)
《理学療法》
・筋力強化療法
・関節可動域改善療法
・装具療法
・温熱療法
《手術療法》
・関節鏡手術
・高位脛骨骨切り術
・人工関節置換術
などの治療方法があり、
手術療法は薬物療法/理学療法でも改善が見られない場合に検討することが一般的となります。
(参照:日本整形外科学会HP)
変形性膝関節症
の症例報告
●主なお悩み
変形性膝関節症による左膝の痛み
起床時/階段の昇降時の痛み
●50代女性/会社員
●経緯
約4ヶ月前から左膝が痛み出し、整形外科で「変形性膝関節症」と診断された。
現在は痛みがだいぶ引いてきている状態だが、起床時は毎日膝が痛く、階段の上り下りは痛みのため素早くできない状態。
●カラダ分析結果
・下腿外旋位
・お皿のモビリティ低下
・ももの前の筋肉の柔軟性低下
・お尻の筋肉の柔軟性低下
・胸椎のモビリティ低下
・足首の動かし方異常
などのお体の問題点・改善点が見られました。
●経過
【施術1回目】
《目的》お皿のモビリティ改善/お尻の筋肉の柔軟性改善
《内容》
・ももの前の筋肉のマッサージとストレッチ
・お尻の筋肉のマッサージとストレッチ
・お皿のモビリティエクササイズ
《次回まで》
・ももの前の筋肉のストレッチをご自宅でも行って頂くようにお願いしました。
【施術2回目】※1週間間隔
《症状》膝の痛みは軽減傾向/朝の階段昇降時の痛みはあり
《目的》下腿外旋位/足首の動かし方異常の改善
《内容》
・ふくらはぎの筋肉のマッサージとストレッチ
・下腿外旋改善エクササイズ
・足首の動かし方エクササイズ
《次回まで》
・ふくらはぎの筋肉のストレッチをご自宅でも行って頂くようにお願いしました。
【施術3回目】※1週間間隔
《症状》朝の階段の下り時のみ痛みあり
《目的》胸椎のモビリティの改善と体幹トレーニング
《内容》
・胸椎のモビリティエクササイズ
・体幹トレーニング
・バランストレーニング
・スクワットトレーニング
《次回まで》
・胸椎のモビリティエクササイズをご自宅でも行って頂くようにお願いしました。
【施術4回目】※1週間間隔
《症状》膝の痛みなし
《目的》予防
《内容》
・胸椎のモビリティエクササイズ
・体幹トレーニング
・スクワットトレーニング
《次回まで》
・胸椎のモビリティエクササイズをご自宅でも継続して行って頂くようにお願いしました。
●まとめ
今回は、病院受診し「変形性膝関節症」のご診断を受けて、少し膝の痛みが改善した状態でのご来院でした。また、ご自宅でのエクササイズもかなり熱心に行なって頂けたらようで、4回目の施術時には痛みがほぼなくなりました。ここ10年で体重増加もあり、根本的な体の機能改善をご希望されており、予防も含めて定期的なケアとカラダレベルUPのトレーニングを継続されています。「あれから膝の痛みは出ていません」とおっしゃっていただいております。
(2024/1/25現時点)