ぎっくり腰(腰痛)
の対処法
ぎっくり腰とは
★急性腰痛
急性腰痛とはあるとき突然、腰に「ぎっく」っと強い痛みが出ること。
※「ぎっくり腰」というのは通称で、整形外科的な正式名称ではないそうです。
・重い物を持ち上げようとした時
・腰をひねった時
・くしゃみをした時
・朝起きて起き上がろうとした時
などに「ぎっく」と急激な痛みを腰に感じたら、それは「ぎっくり腰」です。
なんでぎっくり腰?
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★どこが傷んだ?ぎっくり腰
急性的な強い腰の痛みで、自分ではどこが痛いのかも分からないモノですが、しかしよーく感じてみるとどのあたりが痛いのかがわかることもあります。
❶背骨(椎骨)と背骨の間の「椎間関節」や「椎間板」
❷背骨(脊柱)と仙骨(骨盤)の連結関節「仙腸関節」
❸腰を支える筋肉や靭帯
このどれかが傷んでいることが多いようですが、それだけではないことも...
ぎっくり腰の注意点!
ぎっくり腰の時に考える悪いこと
なかなか難しいことではありますが、最悪なことから疑って考えていくことは大切です。(悪い方から挙げます)
・癌や内臓の病気からくる痛み
・圧迫骨折などの骨折
・椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症(特に臀部や下肢に痺れがあるとき)
・ばい菌による背骨や関節などの化膿
ぎっくり腰の対処法
一番楽な体勢で患部を冷やす
痛みの強い時は、できるだけ安静にして、痛みを出さないことが大切です。
❶痛みを感じる部位に湿布を貼り、その上から氷や保冷剤などで20分冷やす。→1時間あけて、また20分冷やす。これを数回繰り返す。(通常1日〜2日で痛みが落ち着いてくると思います。)
❷痛みが落ち着いてきたら(もしくは全く痛みが引かない場合も)できれば「腰専門医」のいる整形外科を受診し、上記の「悪いこと」が無いか、確認する。
当院でも、きっくり腰の対応、「腰専門医」のご紹介もできますので、ご相談ください。